電気ショック
やっと動き出した救急車
内部は様々な機材が載っているのだが
色々と眺める余裕もないが詰まっている感はあった。
酸素吸入のマスクをされ、様々なセンサーをつけられ
深呼吸してください、との指示をうけるが
なかなか寒気は取れずにいる。
通常の感覚ではないのだが
救急車ってそんなに早く病院に着かないな
ってのが正直な感じ。
そろそろ着きますよ
と言われる頃にやっと寒気が少なくなってきたかな
って思っていたら、救急車から病院までの間の
外気に当たったせいで、また寒気がぶり返す。
点滴用の針を指す場所をどこにしようか
看護婦さんも困っている様子。
かなり血管が見えにくい体質らしく
献血でも失敗されるレベルの血管。
で、手の甲にかなり太い針を刺されたのだが
余りもの痛みに「痛ってー」と声がでる。
今まで刺された針のなかで一番太いに違いない。
酸素が効いてきたのか、さいぶ寒気は退いてきたが
不整脈による頻脈は収まらない。
とりあえず頻脈を抑える薬をいれてみると
波形はやはり心房粗動不整脈。
っじゃ電気ショックで不整脈とめましょうか?
って、えええええええ〜