mandalay’s blog

ガラスの心臓を持つ40代の記録

入院三日目

とりあえず動いていいとは言われているが

移動はトイレのみ、ベッドから出てはいけない状態の三日目。

 

本当は研修医の先生が状態をみてくれるのだが

主治医の先生元気すぎ!朝一で見に来てくれて

出血するなら俺の前で出血して欲しいしだって、

 

診てもらうときれいな傷だ

だって、まあある意味嬉しいもんで

取り合えず自由に歩けることに。

 

でもやっぱり最初は満足に歩けずに違和感感じまくり

まずはコンビニに日経買いに行って

一通り目を通したあとは買っては積んでおいた本を

ひたすら読みまくり。

 

嫁さんが昼から来てくれたのはいいのだけど

選択してくれたパジャマ忘れてきた、だって。

明日午前中シャワー予定なのに〜

明日、早い時間に来るから。って言っても

雪降りそうなんだけど・・・

 

今日も先生は激務らしく

術後の詳しい説明は6時過ぎから

術中の映像なども踏まえ、事細かく教えてくれた

心房粗動のカテーテルアブレーションは成功!

ただし、人よりも期外収縮は多めなので

今後、心房細動が出てきた場合はまたカテーテルアブレーションですね、って。

今回は心臓の壁を突き破らない部屋を焼いたけど

次は壁を突き破って焼くらしい。

基本的に、もう普通の生活してオッケー

薬も飲まなくて良い、飲みたければ何か出すけど、。

往診も来たければ来ていいよ。人によっては

月イチで来る人もいるらしい。

 

細かい所まで説明してくれて

本当にいい先生にあたりました。

術数の多い病院では、どこ焼けばいいかなんて

傾向でここ焼けばいい、って感じでカテーテル入れて検査もしないし、

焼結後、本当に良かったかの確認もする時間がない。

だって、一日に何件も手術があるから。

今回はたまたま術数が少なかったかもしれないけど

お袋が肺がんの時の先生は患者と向き合わない先生で

(ま、若かったのでそこまでの対応が難しいのかもしれないが)

比べちゃ悪いけど、こんな先生が日本中にいたらいいな

って本気で思っちゃう。

もし、次回細動が出た時、先生お願いしますね。

入院二日目

で、手術日の入院二日目

早起きしたのは、朝食抜きなので

トイレがスムーズにでるか心配だったのですが無問題。

 

手術着は下に何もつけずに前貼りのみらしく

9時から手術なので8時50分頃出発なのでそのまえに張りに来ます、って。

点滴の針、一回目が失敗で2回めトライ中に先生が。

無線で心電図みてたら、飛んでたね、って

きっと点滴、失敗の時かも。という会話をしていると

嫁さんと子どもたちが到着。

 

点滴入っていると病人みたいだね、って

まあ病人っちゃぁ病人だけどね。

子どもたちが点滴に興味津々、触らないで〜

 

で、時間になったのでオペ室へ

行きは車椅子、帰りはベッドらしい。

 

まずは麻酔打っていきますよって、結構痛い!それを3ヶ所に。

で、カテーテル入れてくのに

あれっ、とかうーんとか

何々心配になっちゃうじゃん。

血管が取りにくい見たい。

そうこうしているうちになんとか準備ができて、

っじゃ、不整脈出す薬入れていきますね、

と言うことで、ドキドキし始める。

でも、なんか先生の思った波形が取れない見たい。

様々試していると、なんと粗動ではなく細動がでてしまったらしい。

でも、今回は粗動の手術なので粗動だけ治療していきますって。

 

で、その不整脈をとめるのに、また電気ショック。

前回、麻酔いっぱい使って起きなかったので

少なめにします。って言われて、一回目。

あっ、ショックあった。って言う記憶がある。

二回目、痛ってーって叫んじゃうくらい意識があるぞ!

 

そんなこんなで、本番の

神経を焼き切る段になったのだが

右胸から入れてるカテーテル周辺が痛い。

10秒位は何とも無いのだが、その後痛みがピークに

10秒位で落ち着くので、まあ良いのだが

それが何度もやるのでたまらん。

 

無事に手術が終わっって病室に戻ったのが10時50分

想定の範囲内でしたね。

効いているので、意識レベルが低下していて

寝たり起きたりの繰り返し。

食事は嫁さんが手伝うと言うことになったので

12時半まで、子どもたちは暇で暇で仕方なかっただろうに。

 

食事も嫁さんに食べさせてもらって、家族は撤退。

薬が効いているので、ちょいちょい起きつつ

さっさと5時。腰の痛みも感じる暇もなく

っじゃ、トイレ行っていいよって!

 

水分の摂取を控えた戦法が功を奏して

尿瓶のお世話にもならずにすんだ〜

 

先生からの説明で

心臓を虐めた時、細動が出ちゃった。

粗動が無くなったから、細動がでる可能性があるかも

って、ちょっと脅された。

 

まあ、次回(あるのか?)細動の手術でも

朝一やってくれれば尿瓶のお世話にならなくても良いなら

まあ、我慢できるかな〜

 

麻酔が残っているせいか

ほとんど眠った状態で夕方まで来たけど

晩御飯も完食!

 

動けないので、トイレ行くたびに

ナースコールが申し訳ないけど

しばらくの我慢だね。

入院初日

入院は10時に来てください、って早っ!

何をそんなにするんだろうとは思いつつ病院へ

行きは、俺の運転で。帰り事故らないでね。

個室をお願いしておいたけど空いてるかドキドキしつつ病棟へ

やった!個室だ。

 

まずは採血、その後24時間ホルターと心エコーとレントゲン

なるほど、ホルターやるから早めに来て欲しかったのか。

 

今日は先生からの説明は夕方と言うことで

嫁さんは昼前に帰ってった。

お昼、焼きそば。まあ、いけるじゃんって思いつつ残りの検査へ

全部の検査を終えて2時。今日はやることないじゃん

っていっぱい持ってきた本をとっかえひっかえ読みつつ

微妙に眠くなりながらも、夜眠れなくなるので我慢我慢。

 

途中院内のコンビニでコーヒーと辛口チキンを

が、これがいけない。

あまりにも辛い。汗が出てくる。

しばらくお風呂入れないのに頭に汗かいてしまった

痛恨のミス。

 

そんなことしてる間に先生が説明に来てくれた

大体、前回の説明とおんなじ、リスクについての説明は

しなくちゃいけないのでするけど、この病院では

起こったことないから。

って、まあ大丈夫信じてますよ、先生。

 

で、心房粗動は時間かからないし

z縫合だと尿道カテーテルいらいない?

って聞いたら、z縫合はやらないけど

カテーテル2本にしたので、尿道カテーテル無しにしましょうって!

やったー滅茶苦茶嬉しいです。

 

9時頃から寝始めるけど

なかなか浅い眠りで何度起きたことか。

マットレスは柔らかいし、おじいちゃんはうるさいし。

もう5時頃から目はパッチリになってしまいました。

麻酔

 電気ショックって、あのビクンって

体が跳ね上がるあれですか?

って聞くと、そうそうだって・・・

滅茶苦茶怖いんですけど!!!

 

できるならやりたくないけど

手足の震えはだいぶ収まってきたし

不整脈はそのうち収まると思うし・・・

でも、なんか空気が

やって当たり前ってな感じでね

救急は忙しいのであまりごねても申し訳ない気もして

しゃあない、やるか

ってなって、同意書書いて

でも、その前にトイレって言ったら

尿瓶持ってくるし!

いやいや、自分で行きますって言ったら

なんとか行かせてくれてよかった。

 

で、電気ショックの前に麻酔打つけど

お酒強い?って聞かれた。

麻酔の効き方がお酒に強いかで違うらしく

飲むときは350ccを6本飲みますって言ったら

すごい驚かれて、普段の三倍打ちますかだって。

 

ほんとに効きが良くて

気がついたら終わってました。

数分しか意識は落ちてないと思われるけど

一気に記憶なくなって、起きるときもすっと起きるなんて

今までにない経験。癖になる人もいるらしい^^

 

で、起きたら嫁さんが到着

救急車で運ばれた、って連絡で

後ろでサイレンなってるし

最後に、大分落ち着きましたよ

ってのを聴き逃したというか

もう半分パニックだったらしく

すごい心配して運転してきたみたい。

 

自分よりも事故らないかのほうが心配なくらいの

ペーパードライバーなので

事故らないで何よりでした。

 

心配かけてごめんね。

 

電気ショック

やっと動き出した救急車

内部は様々な機材が載っているのだが

色々と眺める余裕もないが詰まっている感はあった。

 

酸素吸入のマスクをされ、様々なセンサーをつけられ

深呼吸してください、との指示をうけるが

なかなか寒気は取れずにいる。

 

通常の感覚ではないのだが

救急車ってそんなに早く病院に着かないな

ってのが正直な感じ。

 

そろそろ着きますよ

と言われる頃にやっと寒気が少なくなってきたかな

って思っていたら、救急車から病院までの間の

外気に当たったせいで、また寒気がぶり返す。

 

点滴用の針を指す場所をどこにしようか

看護婦さんも困っている様子。

かなり血管が見えにくい体質らしく

献血でも失敗されるレベルの血管。

 

で、手の甲にかなり太い針を刺されたのだが

余りもの痛みに「痛ってー」と声がでる。

今まで刺された針のなかで一番太いに違いない。

 

酸素が効いてきたのか、さいぶ寒気は退いてきたが

不整脈による頻脈は収まらない。

とりあえず頻脈を抑える薬をいれてみると

波形はやはり心房粗動不整脈

 

っじゃ電気ショックで不整脈とめましょうか?

って、えええええええ〜

 

 

初救急車

来週に心臓の手術を控えている1/17

家を出るまではなんの前兆もなく

いつもよりも寒さもキツくは無かったのだが

ロッカーで着替えるあたりから不整脈が出ているな

と感じていて、席につくまでにはかなり辛かった。

 

今まで、耳あてを忘れたり

気温が異常に低く吸い込んだ空気の低さにやられるとかあったが

たいてい10分程度で不整脈による苦しさは収まっていた。

 

が、今回は10分たっても収まらず

医務室に電話すると看護婦さんが心配して迎えに来てくれるた。

が、移動するのに防寒着を持っていかなかったからなのか寒気がひどくなった。

 

ベッドに横になっても寒気が収まらず手足が震えはじめ

看護婦さんの判断で生まれて初めての救急車を呼ぶ事になった。

 

会社の中に救急車を呼ぶというのは恐らく大変な事だろう、

と言うのは朧げにはわかる、社内の経路の誘導とか、上への報告などの事後処理

ご迷惑をおかけしました。

 

で、救急車が来てもすぐに載せるわけではない

名前を聞かれ意識レベルの確認や、瞳孔のチェックなど

思った以上に時間をかけてストレッチャーに載せられ救急車に移動。

 

今回は手術を控えた状態なので

当然、その病院に連れて行かれる方が後々が良いだろうと思い

その旨伝えるが、当然救急が受け入れられるか、

勝手に行けるわけでもなく、確認に時間がかかったのかなと思われる。

 

で、救急車に乗ってもすぐに出発せずに

心電図をとり、AEDにて心臓の波形を見ているみたいなのだが

うまく取れないらしい。

 

で、結局到着後、なんだかんだで

20分くらい掛かってやっと出発だったように感じた。

 

 

と、言うことで記録を残そうと

グログを始めてみました。

あとは心房粗動不整脈にかかっている方への情報提供になればと思います。